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伊藤園、来月から自販機でスマホゲームアイテム入手可能に

「Ingress」とパートナー契約
伊藤園、来月から自販機でスマホゲームアイテム入手可能に

Ingressゲーム内のアイテム例と、伊藤園の対象商品

 伊藤園は自動販売機限定飲料を活用した取り組みを2月1日から始める。グーグルから独立したナイアンティックラボが提供する位置情報ゲームアプリ「Ingress」とパートナー契約を結び、自販機限定の「お〜いお茶」「黄金烏龍茶」に貼付しているシールのパスコードをゲーム入力するとIngressの人気アイテム(写真)を入手できる。飲料業界ではキリンビバレッジとダイドードリンコの相互商品供給など自販機を巡る動きが加速している。

 伊藤園の自販機保有台数は約16万5000台。Ingressのコラボでは昨年、同社自販機のうち、災害対応自販機など約2000台の位置情報をゲーム内のポータルで登場させる試みを行い「飲料商品の回転が上がる効果が見られた」(伊藤園)という。
日刊工業新聞2016年1月29日 建設・エネルギー・生活2面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
スマホのGPS機能などを使ったいわゆる「位置情報ゲーム」がリアルイベントと結びつく事例が増えています。アイデア次第でまだまだコラボレーションが生まれそうです。

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