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グンゼ、生体情報計測ウエア開発―腰痛予防、姿勢改善サービスの開始も

心拍数、姿勢、消費カロリーなどを計測
 グンゼは6日、ウエアラブル製品向け機能テキスタイルと、同素材を使った「生体情報計測ウエア=写真」を開発したと発表した。心拍数、姿勢、消費カロリーなどを計測できる。同ウエアを活用し、2016年度中にもスポーツクラブ店舗で腰痛予防、姿勢改善サービスの開始を目指す。ウエアラブル製品などを展開するエジソンプロジェクトで、20年度に売上高50億円を目指す。

 生体情報計測ウエアはNECと共同で開発。銀メッキを施した導電性繊維電極を胸や背中に配置し、生体信号や姿勢を計測する。NEC製小型通信端末を胸元に搭載し、計測データをクラウド上に蓄積。スマートフォンなどから計測データを確認できる。計測データを基にスポーツクラブでアドバイスを行う。
日刊工業新聞2016年1月7日 素材・ヘルスケア・環境面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
腕時計型のスポーツ向けウエアラブルデバイスが主流ですが、正しい姿勢でトレーニングしなければ体にも負担がかかります。「着る」ことで姿勢まで計測できるのはいいですね。

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