兵庫医大が臨床実習を2週間に拡充、最新医療を学ぶ

地域のニーズに合った包括的な医療を提供できる人材を育成する

兵庫医科大学は、篠山キャンパス(兵庫県丹波篠山市)で地域医療の教育を拡充する。地域のニーズに合った包括的な医療を提供できる人材を育成する。4月から5年生を対象とする臨床実習期間を従来比2倍の2週間に伸ばすほか、2021年度からは新たに神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)から研修医の受け入れを始める。 臨床実習期間を拡大することで患者と長く接し、悩みに対して親身に応じるプライマリーケア(総合医療)医としての役割を学ぶ。このほど初診や救急外来向けには人工知能(AI)を搭載した問診システムを導入した。実習生は患者の端末操作を補助するなど医療現場における先進技術の活用ノウハウを培う。 研修医プログラムには、兵庫医大の卒業生や神戸市立医療センター西市民病院(神戸市長田区)研修医が参画している。21年度から同中央市民病院からも受け入れる。篠山キャンパス内にはリハビリテーションセンターや老人保健施設も立地。医療・介護現場での教育を通じて総合診療専門医の養成を強化する。 また4月には実習生や研修医向けの寮を同キャンパス内に約1億4000万円を投じて開設する。 既存寮は老朽化し、手狭になったことから新棟の建設を進めてきた。約30部屋を整備し、実習生や研修医同士が交流を通じて切磋琢磨(せっさたくま)する環境をつくる。

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