臨時休校、子どもと一緒にテレワークをするためのコツとは?

新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために全国の小中高校が臨時休校となる中、子どもといっしょにテレワークで働くこつを伝授したり、自宅での子どもの学習を支援したりする動きが相次いでいる。テレワークは基本的には1人で仕事することを想定しているが、2日からは、臨時休校になった子供たちと一緒に働くことになり、テレワークの現場はやや混乱気味だ。(編集委員・斉藤実) 首都圏に本社・事業所を構える企業有志が参加するTDMテレワーク実行委員会は、このほど「緊急テレワーク相談会」を開催。子どもが在宅している環境でのテレワークの課題や対策について意見交換し、子どもと上手に働くための「三つの提言」を策定した。 提言は、長時間子どもを独りぼっちにさせない工夫を考えよう、自宅にこもると運動不足になりがちなので運動の機会をつくろう、機密事項もあるのでテレビ会議や大事な電話は別の部屋で―の三つ。家族の協力を仰ぐ、昼食後に一緒に体操するなど、ごく自然な行動が前提となるが、機密情報を扱うことへの注意喚起も指摘している。 同実行委員会はテレワークの相談窓口(事務局=tdm@asteria.com)を設置し、幅広い業界の企業・団体からの問い合わせにも対応している。 富士通ラーニングメディア(東京都港区)は、小中学校の臨時休校期間中の学習支援として、子ども向けプログラミング教室「ファイト・キッズ・クラブ」で提供する、プログラミング学習コンテンツの無償提供を始めた。小学校1年―4年生向けは子どもでも簡単にプログラミングができるソフト「スクラッチ」、小学校5年―中学生向けにはコードがシンプルで扱いやすい汎用プログラミング言語「パイソン」に焦点を当て、動画や教材を用意した。 動画では実際の操作画面を見ながら、プログラミング未経験者でも簡単にプログラムを学べる。4月から小学校で必修化されるプログラミング授業の備えとしても活用できる。 ヤフーは子どもの自宅での勉強を支援するサイト「ヤフーきっず おうち学校」を開設した。小学校1年―6年生の学年別に動画や写真を使用した教科学習コンテンツを提供。学習テーマはプログラミングや仕事、環境、福祉など。教科学習以外の料理などもサポート。運動では自宅でもできるストレッチなども紹介している。 臨時休校期間中は子連れテレワークをはじめ、草の根のIT活用が進みそうだ。

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