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技能伝承は動画で!ディスカッション機能が学習効果に直結

技能伝承の課題を解決するNTTテクノクロスの「viaPlatz」

労働人口の不足は日本全体の社会問題だ。とりわけ製造業の人手不足は深刻で、多くの企業がベテランの技能人材の引退を控え、若手の早期育成が喫緊の課題となっている。技能人材の消失は企業の生産性や製品の品質に直結するため、業績に多大な影響を及ぼしかねないからだ。限られた時間なかで、ベテランの技能を若手にいかに効率的に伝承すべきか。技能伝承の課題の解となるのが、NTTテクノクロス(東京都港区)の動画配信システム/サービス「viaPlatz(ビアプラッツ)」だ。

近年、若手の育成に動画教材を使う企業が増えてきた。製造業も例外ではない。しかし、製造業では職人技ともいえる細かい手作業の工程が多く、ただの動画教材では若手に覚えてもらいたい重要な技能が伝わりにくいという課題がある。

NTTテクノクロス メディアイノベーション事業部 第一ビジネスユニットの澤嵜(さわざき)良氏は「viaPlatzは重要な工程の動画に直接マーキングをして配信できるため、従来の動画教材と比べて若手の頭に入りやすいくなっています」と説明する。

簡単な操作で動画編集

viaPlatzは、技能伝承に適した企業向けの動画配信システムだ。動画の大事なポイントを丸で囲んだり、画像の下に説明文を入れたりする作業は、ビジネスソフトと同じ感覚で操作できるので、誰でも間単に使いこなせる。

人手不足の製造業では、通常業務の合間に育成用の動画を作る時間を捻出するのも容易ではない。しかし、viaPlatzなら動画編集の知識や専用ソフトなしで、家庭用ビデオカメラやスマートフォンなどでベテランの通常業務をそのまま撮影して、ブラウザ上で編集できる。

不要な部分の削除や複数の動画の結合など動画編集が間単にできるので、通常業務に支障をきたすことなく、若手育成の動画教材が短時間で作成できる。

簡単な操作でトリミングやスライド連動など動画編集が可能

「簡単な操作でスライド資料を動画に連動させることができます。動画だけでは伝えきれない重要なポイントをまとめたスライドも一緒に配信できるので、学習効果の高い業務マニュアルが作成できるでしょう」(澤嵜氏)

ディスカッション機能でベテランの技能抽出がより簡単に

製造業ではベテランの持つ技能は、企業秘密といえるほど高度なスキルであることも珍しくない。しかし、ベテランにとっては当たり前の作業であるため、実は「自分の技能のどこを若手に伝承すべきか」と悩む人も意外に多い。

viaPlatzのディスカッション機能を使えば、若手への技能抽出も容易だ。ある製造業では、ベテランの通常業務を撮影した動画をviaPlatzにアップロードして、関係者全員に動画へのコメント書込み権限を付与し、自由に書き込みできるようにした。さらに作業の難易度が客観的にわかる中堅社員が動画を見て、若手に伝承すべき技能抽出の指摘や議論を行っている。

「議論した内容はその場で修正できるため、若手に伝承すべき技能抽出が簡単にできます。手順の変更が出たときは動画を撮り直してviaPlatzの動画を差し替えるだけなので、マニュアル更新の手間もかかりません」と澤嵜氏は語る。

大事なポイントが一目でわかり、資料と動画を交互に見ながら議論できる

若手も動画を視聴して不明な部分があれば、ディスカッション機能を通してすぐに質問できる。忙しい業務の最中にベテランに不明な部分を質問をしなければならないストレスからも解放されるのだ。

2020年3月から1.3倍速と2倍速の再生機能が追加されたので、まとまった学習時間の確保が難しいときに時短学習もできるようになった。わかりづらい部分をゆっくり視聴したいときは、0.3倍速のスロー再生も可能だ。一人ひとりの理解度に合わせて、動画の再生速度を柔軟に変更できるので、従来よりより高い学習効果が期待できる。

全国に販売店を持つある製造業では、年に1度本社に担当者を集めてメンテナンスの勉強会を行っていた。しかし、1度の勉強会だけでは技能の定着が難しく、メンテナンスの精度も販売店ごとにばらつきがあった。そこでviaPlatzのディスカッション機能を活用して、全社でメンテナンスの精度の統一を実現。現場では本社からのマニュアルに従った正規の手順だけではなく、ベテランが考えたより実務に沿った効率的な手順を優先することもある。viaPlatzで全国の販売店により効率的な手順を共有することで、業務のスピードアップに成功した。

セキュアな環境で集合研修やライブ配信も可能

最近は、交通費や移動時間の削減のため、本社で開く研修や会議の代わりに動画で集合研修や会議を行う企業も増えている。しかし、インターネットに自社の機密情報を公開することに抵抗を覚える企業も少なくない。

viaPlatzは、部署や役職などのグループごとにコンテンツの視聴者設定ができるので、動画を視聴させたい人を厳密に管理できる。機密性の高い情報を動画で配信したい企業のためにパブリッククラウド版だけではなく企業内に配信サーバーを置くオンプレミス版とクラウド環境とお客様網をVPNで接続して利用するプライベートクラウド版も用意しているため、セキュリティ対策も万全だ。

部署や役職などのグループごとにコンテンツの視聴者権限をきめ細かく設定できる

一方、全国に多店舗展開しているある企業では、オンプレミスでviaPlatzを導入して4半期に1度の店長研修に活用している。その結果、店長が本社に出向く交通費の大幅な削減に成功した。

「viaPlatzにはライブ配信の機能もあります。朝礼で社長講和をリアルタイムに配信したい企業も活用しています」(澤嵜氏)

多言語対応の動画教材も間単に作成できる

人手不足が深刻なのは製造業だけではない。外食産業や宿泊業などサービス業も同様だ。人手不足を解消するため、外国人スタッフを積極的に登用しているが、紙の日本語のマニュアルだと理解できない部分も多い。

viaPlatzを使えば、日本語が苦手な外国人スタッフに短時間で仕事を覚えてもらうことも可能だ。「英語やアラビア語など外国人スタッフの母国語を動画のコメント欄に書き込むことで、多言語対応の動画教材を作成できます」と澤嵜氏は語る。

澤嵜氏は、「viaPlatzは製造業をはじめ幅広い業種で、ベテランから若手への技能伝承に有効な動画配信サービスです。1カ月間の無料デモで使用感を確認できます。若手社員への技能伝承にお悩みのお客様はぜひご相談ください」と呼びかけている。

viaPlatzについてはこちら 

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