ちゃんと見てる?AIで街頭のデジタル広告を効果測定

富士通は12日、デジタルサイネージ(電子掲示板)などの街頭広告の視聴人数や人物属性を基に、広告効果を測定する人工知能(AI)画像解析ソリューションを発売したと発表した。価格はサイネージ1件当たり視認測定が月額4万円(消費税抜き)、性別・年代の属性推定が同4万円(同)。 広告事業者や広告主、駅や空港、大規模施設などの施設管理者向けに、2020年度末までにサイネージ1万件への販売を見込む。欧州やアジアにも順次展開する。 スマート都市監視ソリューション「グリーンエイジズ・シティワイド・サーベイランス」の最新版(V3)。既存のカメラ映像を基に顔認証などで個人を特定せずに、街中を行き交う人々がそれぞれ見ている方向や属性などを推定。群衆のリアルな行動や特徴を捉える新機能を追加した。のぞき込みなどの不審な行動も検知することで、安心・安全にも役立つ。 視認測定では、デジタルサイネージや看板広告付近に設置したカメラ映像から、群衆の視認方向を測定することで、広告視聴数や視聴時間、視聴率を算出する。人々がランダムに行き交うような街中において、映像にとらえた人物が小さく、顔の正面が映っていなくても、髪形や服装などの全身特徴から、群衆の性別・年代を推定できる。 これにより、広告視聴数に応じたデジタルサイネージの販売や、ターゲット層の視聴状況に応じたダイナミックな広告表示などが可能。人の興味や行動に着眼した新たな街頭広告の提案をはじめ、街のデジタル変革(DX)化を支援する。

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