機器レンタルの需要増、IPトランシーバーに追い風の理由

アイコムのIPトランシーバーの販売が好調だ。 2015年に4GLTE対応のトランシーバーを発売して以来、国内向けの累計販売台数が19年時点で約7万台を突破した。現在は夏の東京五輪・パラリンピックを目前にして、警備会社向けに短期間の機器レンタルの需要が高まり、追い風となっている。 NTTドコモとauの携帯電話回線を利用する。端末同士が直接電波を送受信する従来型のトランシーバーと異なり、広範囲に安定した通信を実現できるのが特徴だ。 播磨正隆社長は「これまで一般無線機を使っていた顧客が、IP無線機を使うようになってきた」と、事業拡大の手応えを実感する。 1月には同社製のIPトランシーバーと通話できるスマートフォンアプリも提供開始。トランシーバー端末を持たないオフィスの管理職でも、スマホを使って状況把握や作業指示が可能になった。使い勝手を改善し、大規模イベントでの需要増に対応する考え。

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