骨格の動きから人の行動を識別!AI動画分析ツールとは

ネクストシステム、今春より提供開始

行動識別の例

ネクストシステム(福岡市南区、藤田義生社長、092・584・0662)は、人の行動を識別する人工知能(AI)技術開発ツールの提供を今春に始める。映像から人物の姿勢や骨格を推定し、体の動きから行動を識別する。車載カメラに適用すると運転中の電話や読書などを検出できる。ユーザーは学習させたい行動を撮影した動画データを用意すればAIを開発できる。価格は未定。行動識別を3年で10億円の事業規模に育てる。 動画から行動を推定するのではなく、骨格の動きから行動を推定する。骨格動作を介すると性別や服装などに左右されずに識別でき、プライバシーにも配慮できる。 動画を扱うために、時系列データ用の学習ツールを提供する。現在提供している姿勢推定AIは動画に含まれる静止画に対して1枚1枚、高速に身体骨格を当てはめていた。骨格の動きを時系列データとして扱う。例えば片手を耳元に添える動きは電話、手を口元に何度も運ぶ動きは食事と判定できる。 ユーザーはAIに識別させたい行動を動画として用意すれば学習させられる。現在は動画から骨格動作を求め、骨格動作を識別するプログラムを作成していた。動作識別も機械学習に任せられると開発負荷を抑えられる。自動運転などのドライバーの行動分析などに提案する。乗客の姿勢に応じてエアバッグの膨らませる順番を調整し、運転の権限を委譲できる状態か判定できる。 読書中は音響機器を抑えるなど、行動と車内サービスを連動させやすくなる。

続きを読む

特集