エナリスと湘南ベルマーレの“Jリーグ新電力” 地域密着型へ着々

神奈川県が電力の地産地消を補助

湘南電力の事業スキーム

 エナリスと子会社の湘南電力(神奈川県平塚市)は、神奈川県から地域電力供給システム整備事業の実施者に採択された。湘南電力が県内の発電所から調達し、県内の需要家に供給する電力の地産地消を事業を県が補助する。 湘南電力は湘南地域の太陽光発電所の電力を同地域で販売する新電力。エナリスがサッカーJリーグの湘南ベルマーレと共同で2014年9月に設立した。今回の採択で電力供給エリアを全県に広げる。 日刊工業新聞2015年8月19日付  エナリスは神奈川県、岩手県一戸町、三井住友ファイナンス&リースの3者と共同で蓄電池を活用した電力需給調整の実証事業を10月から始める。県と町の一般施設に数百台の蓄電池を設置し、エナリスが遠隔から充電と放電を制御して電力需要を抑える。経済産業省の実証事業に採択されており、再生可能エネルギーの利用を拡大する効果も検証する。    三井住友ファイナンス&リースが設置希望者に蓄電池をリースする。高価な蓄電池にリース形式を採用し、普及を促すサービスモデルを検証する。エナリスは再生エネを含めた電力の供給量と需要量を見極めながら蓄電池を制御し新電力の経営に貢献する電力調整事業の確立を目指す。

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