年15万時間の業務削減を見込む!中部電力がRPA導入

全社展開をしやすい体制を整備

RPA導入の打ち合わせ

中部電力はRPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)導入を拡大する。稼働件数を現在の64件から約2倍の131件に順次増やす。4月の送配電部門と販売部門の分社化に伴うデータ移行業務、資材部門のデータ処理・入力について、承認のみを人間が行うRPAと人間の共同作業などで導入する。年間15万時間の業務削減、75人の増員抑制効果を見込んでいる。 中部電はこれまで、電力小売り完全自由化で中部地区に参入してきた新電力会社と中部電の精算料金の会計処理、人事研修に用いる課題案件の電子メールの自動発送などでRPAを導入してきた。 今後は分社化関連や資材部門のデータ処理に加え、個人データを同意の下で管理してサービス事業者などに提供する情報銀行などの新サービスに関連した手続き業務など、一度だけでも手間のかかる作業を中心に拡大する。 部門間での横展開にあたっては、社内のポータルサイトに共通部品をアップロードして自律的に作成できる仕組みを整えている。またシナリオ作成などで標準化を図り、支社や営業所などへの全社展開をしやすい体制を整備している。 それぞれのRPAについて、設計ドキュメントや使い方マニュアルを作成し、管理できない野良ロボットの発生を防いでいる。管理に関わる問題も使用する部門が自ら解決できるノウハウを蓄積することで、自律的な管理を促している。 RPAによる業務効率化効果を確認できたため、今後も最大限に活用し、分社化に伴う移行作業を効率的かつスムーズに行う考え。

続きを読む

関連する記事はこちら

特集