空のモビリティーはトヨタ創業以来の夢だった!

eVTOLの量産化目指す

出資する米ジョビー・アビエーションが開発しているeVTOL

「空飛ぶクルマ」の実現に向け、機体開発を手がける米ベンチャーに3億9400万ドル(約430億円)を出資するトヨタ自動車。トヨタは生産技術や電動化などのノウハウを提供し、機体の開発・量産で協業する。空飛ぶクルマは都市部の渋滞緩和や過疎地域の輸送手段の確保など、新たな移動の手段として注目される。トヨタは高い成長が見込まれている空の移動事業に本格参入する。 米ジョビー・アビエーション(カリフォルニア州)に出資し、電動垂直離着陸機(eVTOL)の量産化を目指す。トヨタは設計、素材、電動化の技術開発に関わるとともに、トヨタ生産方式(TPS)のノウハウを供与。高い安全性と低コスト化の両立につなげる。出資後、トヨタの友山茂樹副社長がジョビーの取締役に就任する予定だ。 eVTOLは滑走路が不要で垂直に離陸できるのが特徴で電動のため静粛性や環境性能に優れる。都市部のビジネスマンや旅行者らの短距離移動向けの需要を見込む。機体の詳細や生産計画、投入時期などは今後詰める。 トヨタの豊田章男社長は「空のモビリティーの実用化はトヨタ創業以来の夢でもある。空にも移動の自由と楽しさを届けるモビリティーの実現に貢献できることをうれしく思う」とコメントした。 空飛ぶクルマは、米ボーイングや欧エアバスなど大手航空機メーカーも機体開発に乗り出しており、次世代の移動手段をめぐる競争は激化している。

続きを読む

関連する記事はこちら

特集