アレルギー検査、血液一滴で41項目を30分で結果検出

アール・ナノバイオが海外展開

アール・ナノバイオ(埼玉県和光市、伊藤嘉浩社長、048・467・5811)は、アレルギー検査装置「ドロップスクリーンA―1」を海外展開する。同製品は一滴の血液から41種類のアレルギーを検査できる装置で2020年2月に国内発売を予定。アレルギー検査に時間がかかる欧米やBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)での発売を今後数年以内に目指す。 アール・ナノバイオが日本ケミファと共同開発したドロップスクリーンA―1は、0・02ミリリットルの血液で複数のアレルギーを一度に検査できる装置。国内での販売価格は装置が1台250万円(消費税抜き)で、消耗品の検査キットは一つ1万4000円(同)の10個入りで販売する。年間50万円程度のリース契約も視野に入れ、初年度1億円の売り上げを目指す。 従来のアレルギー検査は病院などで採取した血液を分析センターに送り、約1週間後に患者へ結果が通知される。同製品は30分で検査結果が分かるため時間短縮に役立つ。日本と異なり分析センターへの輸送が毎日行われていない欧米や中国などの海外市場で即座に検査結果が分かる同製品の需要を見込む。 アール・ナノバイオの伊藤社長は「欧米で販売する場合、アレルギー項目をスギではなくシラカバにするなど現地化が必要だ。今後はウイルス性感染症や自己免疫性疾患、がんマーカーなども検査できるよう改良を進めていきたい」と話している。

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