同じ強さでも感じ方は人それぞれだが…ロボットにマッサージは可能?

リッコー(東京都中央区、原嶋芳之社長、03・6262・1228)は、豊橋技術科学大学、青山学院大学と共同で、マッサージロボット(写真)の開発に乗り出した。協働ロボットのアームに圧力センサーを搭載し、人の手に似せたハンドを取り付け、どこの部位をどのくらいの力でもめば気持ちがいいかを人工知能(AI)が学習、次の施術に生かす。プロの施術者の手業も記憶、学習させる。マッサージは施術者が減っている一方、高齢化などで需要は増えており、商機を探る。ロボットは一般的な協働ロボットを用いる。服を着たままの状態でカメラで性別や年代、骨格などを判別し、ベッドなどにうつぶせになってもらい最適の部位を探してハンドマッサージを行う。 同じ強さの力でもんでも、人によって気持ちがいいか、痛いかなどと違いがある。さらに病気や精神状態などによっても、感じ方が異なる。そうした個々の人間データの集積がカギになるため、両大学の学生や60代の男女など計20人で、データ収集を行っている。 もんだ時に、気持ちがいいか、痛いかなどの本人の回答などを参考に最適のマッサージ部位や方法を探る。プロの施術士と素人のマッサージとの違いも、ロボットで表現したい考えだ。 スポーツやリラクゼーション施設、高齢者宅向けの訪問マッサージサービスなどでの需要を見込む。リッコーはマッサージチェアーなどを生産しており、その知見を開発に生かす。 <関連記事>

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