小児病院にサンタが仮想訪問 NTTが遠隔医療で

フィラデルフィアの病院でも遠隔医療システムを用いてサンタと交流した(NTT提供)

NTTは遠隔医療システムを用いて、北米4カ所の小児病院で治療中の子どもたちとサンタクロースがディスプレー越しに交流できるイベントを開いた。外出が困難な子どもたちは病室をクリスマス向けに飾り付け。順番が来て大画面ディスプレーにサンタが現れると、高解像度カメラを通じて約15分間、会話などを楽しみ、プレゼントを受け取った。 ペンシルベニア州フィラデルフィア、マサチューセッツ州ボストン、ルイジアナ州シュリーブポートとカナダ・モントリオールにあるシュライナーズ病院に入院する約100人の子どもたちとその家族向けに実施した。 同病院は、数百キロメートル離れた場所に自宅があり通院が困難な患者と病院内の医師を高精度カメラでつなぐ遠隔医療システムを持つ。同システムがトナカイとそりの代役になった形で、病室にいる子どもたちとの交流を実現した。 日本でも2020年春に商用化する第5世代通信(5G)を通じて、大規模病院と過疎地の診療所や患者宅を結ぶ遠隔医療の実証実験が始まっている。高精細映像をリアルタイム伝送する遠隔医療システムを応用し、外出が困難な子どもたちを楽しませるイベントも期待できそうだ。

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