目隠しフェンス、需要が伸びている事情

地震によるブロック塀の倒壊事故をうけて、軽量のアルミフェンスへの交換需要が増えている

YKK APは、視線を遮ることのできる目隠しフェンスについて2020年1月をめどに、生産能力を4割引き上げる。九州製造所(熊本県八代市)において生産設備を増設し、東北製造所(宮城県大崎市)では専用ラインを新設する。18年に発生した大阪北部地震によるブロック塀の倒壊事故をうけて、アルミフェンスへの交換需要が増えている。また新築向けのほかアルミフェンスを後付けする人も増えているため、増産体制を整え生産能力の底上げを図る。 自治体による補助金制度の活用も進んで、ブロック塀から軽量のアルミフェンスへの交換需要は、伸びている。ブロック塀は視線を遮るために設置する場合が多いため、フェンスの中でも目が詰まったものや、ある程度高さのある目隠しフェンスの需要が拡大している。 YKK APでは18年度の目隠しフェンスの売り上げは17年度比39%増で、19年4―9月期は同17%増だった。19年10月以降は、18年度の伸びが大きかったこともあり、販売が一服している様子だという。 目隠しフェンスは需要のほとんどを一戸建て住宅の新築とリフォームが占めている。今のところ工場や自治体向けのブロック塀の改修はまだ進んでおらず、個人向けが伸びている。

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