大学の証明書、ブロックチェーンで管理

NTT西日本と室蘭工大が共同研究

NTT西日本は室蘭工業大学と連携し、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用して学位証明書などを発行できるシステムの共同研究を始めた。自分の卒業した大学が将来統廃合されても、証明書の真正性を確保できるようにする。2020年度にも室蘭工大だけでなく複数の大学とコンソーシアムを組み、検証を始める。 NTT西は現在、大学の証明書をコンビニエンスストアなどで発行できるサービスを展開中。同サービスの運用ノウハウを共同研究に生かす。ブロックチェーンはデータを分散管理し、同時に改ざんがないかを検証する技術。暗号資産を実現する仕組みとして知られるが、近年は、権利や資産の管理、製品のトレーサビリティー(履歴管理)といった社会インフラとしての活用にも期待が高まっている。 現在、エストニアやジョージアなどでデータの改ざん防止目的で採用されている。ただ、真正性の確保という機能での採用事例は限られるという。今後、NTT西は行政、民間企業、一般市民を含めた合意形成を進め、ブロックチェーンがより認識、活用されるような議論や検討の機会を増やしていく考えだ。

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