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強炭酸水で集中力向上、「気分がスッキリ」の脳波測定し数値化

アサヒ飲料は慶応義塾大との共同研究で、強炭酸水の飲用で集中力が高まることを実証した。炭酸水を飲んでいる時の気持ち(感性)を最新の脳波測定技術「感性アナライザ」により数値化した。

炭酸水を飲むと「気分がスッキリする」「目が覚める」などと言われるが科学的な証明ができていなかった。慶応大理工学部の満倉靖恵教授の協力で、強炭酸水・弱炭酸水・水の飲用時の脳波から感性を数値化した。

調査は20―50歳代の会社員の男女52人を対象に実施した。集中度では弱炭酸水と水では大きな差はなかったが、強炭酸水と水では強炭酸水の場合に集中度が高まる結果となった。また覚醒度は弱炭酸水が水より高まったほか、強炭酸水ではさらに高まることも分かった。

飲用前後における「集中度」変化の飲料間比較(同社発表資料から)

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