オゾンホール、90年以降で最小

今世紀半ば以降80年水準に回復

NASAの衛星観測データをもとに作成した9月7日のオゾン全量南半球分布図。灰色の部分がオゾンホールで、▲印は昭和基地の位置(気象庁の発表資料から)

気象庁は今年の南極上空のオゾン層が薄くなる「オゾンホール」の面積が、1990年以降で最も小さかったと発表した。南極の冬季である8月末に上空の気温が異例の高さとなり、オゾン層の破壊が抑制されたという。 同庁によると、オゾンホールは9月7日に最大1100万平方キロメートルまで拡大。南極大陸の面積の8割に相当し、大規模なオゾンホールが見られるようになった90年以降で最小だった。消滅は11月10日で、90年以降最も早かった。 米航空宇宙局(NASA)の衛星観測データを気象庁が解析した。世界気象機関と国連環境計画によると、南極上空のオゾン層が80年ごろの水準に回復するのは、今世紀半ば以降と見込まれる。

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