武器は「バーチャルロボセンター」、顧客求むシステムいち早く提案

三明機工が構築

バーチャルロボットセンターでは200インチの大型スクリーンでシミュレーションを確認できる

 三明機工(静岡市清水区、久保田和雄社長、054・366・0088)は、本社社屋内にバーチャルロボットセンター(VRC)を12月10日に開設する。顧客の要望するロボットシステムを3次元(3D)で作図し、200インチの大型スクリーンで、ラインの動きを実物大のバーチャルシミュレーションで確認できる。提案から受注までの期間短縮につなげ、2021年3月期に20年3月期見込み比約18%増の売上高40億円を目指す。  製造現場において現実空間と仮想空間を再現する環境「デジタルツイン」を活用。現実空間のモニタリングやシミュレーションを融合して、イメージ通りに構築できているかを復元できる。  ソフトウエアの改良により自動車、食品など幅広い業界に適応する。構築費用は2000万円。  各種ロボットの実機を置いたスペースも設け、実機を見ながらロボットの特徴、性能をよく理解した上で、どういったロボットが適しているかなど、目的に応じたロボットシステムを3D化して見ることができる。  ヘッドセットを装着し、デジタルツイン環境の中で立体的に見たり、ロボットの位置を自由に変えたりできる。最新のロボットを検証する場合も、実際に動かしている状況を実物大で実感できる。  三明機工の最新製品も随時取り入れる。近く、カメラで検査確認データを取り込めるIoT(モノのインターネット)システムをタイに続き、日本でも12月18日に発売する。  今後は一般の会社や学生にも開放し、人材確保や営業ツールとして活用してもらう。

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