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「ランチパック」で町おこし 「栗入りコロッケ」はどこの市でしょう?

 埼玉県東松山市と比企地域大学等連携協議会に参加する5大学が、町おこしの一環でオリジナルのパンを開発した。同市特産の栗を採用し、山崎製パンの「ランチパック栗入りコロッケ=写真」を1日に発売する。埼玉県西部にキャンパスを置く5大学から学生20人が参加し、商品開発から試作、包装デザイン、販売促進策の考案までを一貫して行った。

 同協議会に参加するのは大東文化大、東京電機大、武蔵丘短大、山村学園短大、立正大と東松山市。同市と地方創生で協定を結ぶ山崎製パンも参画した。2月から半年以上をかけ、ソース味のコロッケを全粒粉パンで挟んだサンドイッチと、同じく塩だれ味の白パンの2枚1パックで商品化した。パッケージには5大学のロゴに加え、栗をあしらった市のマスコットキャラクター「まっくん・あゆみん」をプリントした。

 13日には同市内の東武東上線東松山駅東口で、16日には埼玉県こども自然動物公園で学生の企画による試食会を催し、商品をアピールする。(川越)
日刊工業新聞2019年11月1日

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