駅ホーム柵の普及進むか?強度そのまま重量半減

可動式ホーム柵「ガラスタイプ」(イメージ)

 京三製作所は、自社従来品と比べて形状や強度、機能を維持し重量を半分程度にした鉄道駅用の可動式ホーム柵を開発した。従来品は約500キログラムと重く、設置前に駅のプラットホームの建築補強工事が必要な場合が多かった。新製品はこの課題を低減できる。構造や材料を工夫し、軽量化と強度確保を両立した。鉄道事業者の工事負担を減らすことでホーム柵の普及を促し、駅の安全性やサービスの向上を後押しする。  可動扉は横向きのアルミニウム合金製パイプを並べた標準仕様の「パイプタイプ」のほか、アルミ製扉に細かな穴を開けて軽量化した「パンチングメタルタイプ」、扉が閉じても透過して車両が見える「ガラスタイプ」の3種類を用意した。  扉を収納する「戸袋」の寸法は幅2320ミリ×奥行き200ミリ×高さ1300ミリメートル。扉の開口幅は2000ミリ―3400ミリメートルで、最大の幅は従来品の3190ミリメートルよりも広い。  新製品はフレームなどの強度部材の構造を全面的に見直し、強度部材と軽量部品を組み合わせた。パイプタイプの重さは扉と戸袋の1セットで約250キログラム。従来品は約2倍重く、設置前に駅のプラットホーム補強工事が必要で工事費や工期がかかった。  車両によって扉の大きさや扉同士の間隔が異なるため、開口幅は調整可能にした。定位置停止支援装置などが整備されておらず停止位置に幅がある駅や、多車種が乗り入れる路線でも適用できる。 <関連記事>

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