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『シチズン×マーベル』『セイコー×ゴジラ』腕時計コラボが熱い

**シチズン、キャラの特徴デザイン
 シチズン時計は世界的な人気を誇るマーベル・コミックの登場人物をイメージした全9モデル(写真)を10月下旬に発売する。価格は2万8000―6万2000円(消費税抜き)。「スパイダーマン」や「キャプテン・アメリカ」など各キャラクターの特徴を文字板やバンドなどのデザインに落とし込んだ。

 ムーブメント(駆動装置)には、光発電エコドライブを採用。フル充電の場合で6―8カ月程度稼働できる。一部製品はクロノグラフ機能付き。裏ぶたには、マーベルのロゴや各登場人物のアイコンを刻印した。

 マーベル・コミックとの協業モデルの第1弾。北米市場で先行発売していた。シチズン時計は2018年から世界5カ所のディズニーリゾートなどの公式時計を務めている。

セイコー、ゴジラの躍動感を実現


 

 セイコーウオッチ(東京都中央区、高橋修司社長、03・3564・2111)は、最高級ブランド「グランドセイコー」から怪獣映画「ゴジラ」の第1作公開から65周年を祝う記念モデル(写真)を11月9日に発売する。全世界で650本の限定発売で、価格は130万円(消費税抜き)。

 深紅の文字板はゴジラの口から放たれる「放射熱線」がモチーフ。赤いコーティングを施したシャークストラップでゴジラの皮膚の質感や躍動感を表現する。第1作になぞらえて、裏ぶたには銀座の街を破壊するゴジラと和光本館(東京都中央区)を描いた。

 ケース底面と腕の接地面を広くして、重心の位置も下げることで装着性を向上。針やインデックスには蓄光塗料「ルミブライト」を塗布。夜間での視認性も高めた。 
日刊工業新聞2019年10月14日

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