離れた場所にいる人の体験を共有できるデバイスの仕組み

凸版印刷が「IoAネック」開発

 凸版印刷は、ハプティクス(触覚技術)を活用して、離れた場所にいる人が見ている風景やその場の雰囲気を共有できる「IoAネック=写真」を開発した。IoAネックを装着した人が、遠隔地にいる指示者の“分身”となり、さまざまな情報を指示者に提供する。指示者は、障がいなどで現地に行けなかったり、言葉でうまく説明できなかったりする人、外国人など言語が異なる人などを想定。教育や観光、スポーツ、不動産などでの活用を見込む。  通信費用を除いた価格は月額3万円(消費税抜き)から。2025年度までに関連受注も含めて50億円の売り上げを目指す。    IoAネックは首にかけて使用する。重さは約800グラム。遠隔地からコントローラーで動きの指示を出すと、特定の振動パターンや音声、映像などで装着者に伝達。指示通りに装着者が動くと、指示者のいる遠隔地のモニターに装着者が見聞きしている内容が映し出される。  9月28日に茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)で開催したJリーグの試合に初めて導入。茨城県立鹿島特別支援学校の体育館とつないだ。

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