押し入れの約半分の広さ、後付け可能の超小型エレベーター

押し入れの約半分の面積で設置でき、高齢者の移動に役立つ折りたたみ式のいすなどを備える

 オットーリフト(川崎市宮前区、高田秀行社長、044・750・0716)は、800ミリ×800ミリメートルの面積で設置できる小型エレベーター「オットーエレベーターさくら」を開発した。木造2階建て住宅などに後付けでき、足腰の弱った高齢者の移動に役立つ手すりや折り畳み式のいすを備える。2020年春ごろの実用化を予定。設置価格は建築工事費抜きで約250万円、当面は関東のみで施工に対応する。  一般的なエレベーターは設置に約1坪(3・3平方メートル)の面積が必要だが、同製品は押し入れの約半分の面積しか必要としない。自立型なので建物の梁(はり)や柱に干渉せず設置できる。定員は2人で積載量は130キログラム。最大8メートルの昇降が可能だ。  エレベーター内には折り畳み式のいすや電話機能を搭載した操作盤、手すりを備え、足腰の弱った高齢者の移動に役立つ。木目調のダークウッドデザインなど4種類のデザインで展開し、標準モデルとシースルーモデルの2種類の外装を用意。  同製品は同社と柏エレベータ工業(千葉県柏市、大田英紀社長、04・7172・0091)が共同開発した。オットーリフトの高田社長は「家が狭くて困っている人のために開発したエレベーターだ。荷物をもって入れる上、階段昇降機より早く移動できるメリットがある」と話している。

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