“シモキタ”に温泉旅館が誕生する…エリア再開発の全貌

世田谷区・小田急・京王が連携

“シモキタ”再開発で街の発展を誓う(左から)星野小田急電鉄社長、保坂世田谷区長、紅村京王電鉄社長

 東京都世田谷区と小田急電鉄、京王電鉄が進める下北沢駅エリアの再開発計画が決まった。小田急は小田原線の地下化で生まれた世田谷代田駅―東北沢駅周辺の線路跡に商業施設などを開発。京王も井の頭線の高架下に商業施設や図書館を開業する。世田谷区の保坂展人区長は「シモキタらしさを残しながら、魅力あふれる街にしていきたい」とした。  小田急は計画区域約2万7500平方メートルを「下北線路街」とし、19年11月―20年12月に10施設を開発する。世田谷代田駅エリアでは「カルディコーヒーファーム」を運営するキャメル珈琲による商品開発施設やカフェ、箱根から運んできた温泉を楽しめる旅館を開業。下北沢駅エリアでは商業施設や学生寮、東北沢駅エリアにもホテルや商業施設を設ける。  小田急電鉄の星野晃司社長は「街を変えるのではなく、街が持つ魅力を引き出す“支援型開発”のスタイルで臨む」と強調した。24日には、コンセプトの「シモキタらしく、自分らしく」を体現した期間限定の「下北線路街 空き地」を開設。あらゆるチャレンジを応援する場とし、短期間の出店に適したレンタルキッチンや芝生空間などを整えた。  一方、京王は井の頭線下北沢駅の高架下を活用した開発を手がける。詳細はこれから詰めるが、世田谷区が整備するアクセス道路に沿って、21年をめどに個性的な店を集めた商業施設や世田谷区の図書館カウンターなどを開く予定だ。  京王電鉄の紅村康社長は「広く親しんでもらえる施設をそろえ、街の発展に貢献していきたい」と意気込みを示した

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