半導体センサーで世界トップ技術のデンソー、生産量でも攻める!

デンソー北海道が工場拡張 

デンソー北海道公式サイトより

 デンソーは26日、完全子会社で半導体センサーの生産を手がけるデンソー北海道(北海道千歳市)の工場を拡張すると発表した。2025年までに約110億円を投じて新たに建屋を建設し、半導体センサーの生産を増強する。生産能力は非公表。電動化の進展や安全機能の高度化に伴うセンサー需要の拡大に備える。  新建屋は20年7月に着工。21年6月の完成を予定し、同年10月から順次生産を始める計画だ。拡張により燃料圧力センサーなど、主にエンジン系の圧力センサーの生産を増強する。  デンソー北海道の敷地面積は約16万3484平方メートルで、拡張により延べ床面積は約1・5倍の約5万2650平方メートルになる。拡張に伴い、従業員も19年比約100人増の約1150人に増やす。  デンソー北海道はエアコンの冷媒の圧力センサーなど、主に車のエアコンやブレーキ、エンジンなどに使われる圧力系センサーを生産している。09年の創業以来の生産実績は、累計5億台だという。 日刊工業新聞2019年9月27日 <関連記事>  デンソーは20日、パワーモジュールなどを手がける「センサ&セミコンダクタ事業部」を事業グループとして独立させると同時に、電子・ソフトウエア開発機能を集約した「モビリティエレクトロニクス事業グループ」を新設する組織変更を、7月1日付で実施すると発表した。業界の新潮流となっている「CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)」の対応を強化し、経営の効率化を図る。  「電子システム事業グループ」に所属するセンサ&セミコンダクタ事業部を、上位組織の事業グループに格上げする。センサーと半導体事業の全社的な横串機能の強化を狙う。同グループ内には「センサ事業部」と「セミコンダクタ事業部」を設立し、センサーと半導体それぞれの事業効率向上を図る。  また「電子事業グループ」内のECU(電子制御ユニット)、基盤技術の開発機能を「モビリティシステム事業グループ」と統合し、「モビリティエレクトロニクス事業グループ」を新設する。同グループでは主にパワートレーンや先進運転支援システム(ADAS)、モビリティーサービスなどの分野を担当する。 日刊工業新聞2019年6月21日

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