腰の負担を軽くする量産型装着ロボの値段

東京理科大学発ベンチャーのイノフィスが11月発売

アシストスーツを装着することで重い荷物を持ち上げる際にかかる腰の負担を減らせる

 東京理科大学発ベンチャーのイノフィス(東京都新宿区、古川尚史社長、03・5225・1083)は24日、重量物の運搬時の作業動作を補助し負担を減らせる量産タイプの装着型ロボット「マッスルスーツEvery」を11月1日に発売すると発表した。介護や農作業などでの重量物の運搬や中腰姿勢での負担を減らすことで腰痛予防に役立つと期待される。  価格は13万6000円(消費税抜き)。家電量販店やホームセンターで販売するほか、アマゾンサイトからも購入可能。初年度1万台の販売を目指す。  アクチュエーター(駆動部)には空気を駆動源とする人工筋肉を使用。補助力は最大25・5キログラム重。電力が不要で屋外や水場で使える。家庭での介護や家事、家庭菜園、雪かきなどさまざまな用途で利用できる。  今回、リコーグループと協業し量産化に成功した。樹脂成形で一体化した部品を作るなど生産工程を工夫することで、部品数を従来の3割減の約120にし、価格を4分の1程度に抑えた。さらに材料を金属から樹脂に変えることなどによる軽量化で、重量を3・8キログラムにできた。  マッスルスーツシリーズは2014年に初期モデルの販売を始め、19年4月時点で累計4000台以上を販売している。

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