管理職はつらいよ…上場企業の課長、6割がマネジメント業務に支障

産能大調査

 産業能率大学がまとめた第5回「上場企業の課長に関する実態調査」によると、ほとんどの課長がプレイングマネージャーとして業務を遂行しており、約60%が「マネジメント業務に支障を来している」と感じていることが分かった。また「十分な権限を与えられているとは思わない」という認識を持つ課長が約40%に上った。  「現在の仕事におけるプレーヤーとしての役割」を、0%から91―100%までの10%刻みで尋ねたところ、「0%(なし)」回答はわずか1・5%。2017年11月に実施した前回調査に比べ0・7ポイント増だが大勢は変わらず、加重平均すると業務のほぼ半分、49・1%をプレーヤーとしての仕事が占める。そのプレイングマネージャーに「プレーヤーとして活動がどの程度、マネジメント業務に支障があるか」を問うと「とても支障がある」が14・5%、「どちらかといえば支障がある」が44・5%で、合計59・0%となった。  さらに今回初めて「課長として最も多く時間を割いている業務」を尋ねたところ、「部下とのコミュニケーション」が36・0%でトップ。一方、「上司とのコミュニケーション」を挙げたのは6・6%で、約30ポイントもの差があった。中間管理職として、課長が置かれる厳しい立場をうかがわせる結果となった。   調査は従業員100人以上の上場企業に勤務し、部下を1人以上持つ課長を対象にインターネットで実施。714人(男性693人、女性21人)から回答を得た。 <関連リンク>

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