10月末完成の「国内最大規模」のベンチはどう作られる?

特殊モルタル・超高強度コンクリによる複合構造

 大林組は、3次元(3D)プリンターに使うセメント系材料の特殊モルタルと、自社開発の超高強度繊維補強コンクリート「スクムクリート」を一体化する複合構造を開発したと発表した。これらを使い国内最大規模のベンチ製造に着手、12ピースの部材のうち3ピース分を披露した(写真)。10月末に完成予定。  セメント系材料を構造物に使うには鉄筋などで引張力の負担が必要だが、これを引っ張り強度が高いスクムクリートで補う。自己充填性があり特殊モルタルで製造した外形に容易に流し込める。鉄筋を人力で配筋する場合と比べて作業を大幅に軽減できる。3Dプリンターはアーム長が3メートルの大型ロボットアームを導入し、大型部材を積層できる。10月完成予定のシェル型ベンチは幅7メートル×奥行き5メートル×高さ2・5メートル。

続きを読む

関連する記事はこちら

特集