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中小企業集団、50ccバイクで世界最速時速233kmに挑む

中小企業集団、50ccバイクで世界最速時速233kmに挑む

「ボンネビル モーターサイクル スピード トライアルズ2019」で世界最速記録に挑戦

 日進工具がメーンスポンサーを務める、排気量50ccクラスの2輪車の世界最高速達成を目指すプロジェクト「スーパーミニマムチャレンジ(SMC)」は、24―29日に米ユタ州で開かれる世界最高速度記録認定競技会「ボンネビル モーターサイクル スピード トライアルズ2019」に参加する。同プロジェクトで製作した50ccバイクで、同バイクの世界最高速度である時速233キロメートルに挑む。

 同プロジェクトは映画監督でランドスピードレーサーでもある近兼拓史氏が、毎年開催される同競技会で世界最高速記録に挑戦することを目的に、2018年に始動した。日本の中小製造業も参画している。
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日刊工業新聞2019年8月23日



約30社の参加により発足した 

出典:日刊工業新聞2018年7月20日


 オートバイ好きの中小企業が集結して世界最速に挑戦―。米ユタ州のソルトレークで毎年開催されている2輪車の最高速を競う大会に向けた国内プロジェクト「スーパーミニマムチャレンジ」が、19日始動した(写真)。各社のモノづくりの技術を駆使して、排気量50ccクラスの2輪車を完成させ、2019年の同大会で現在の世界最速記録である時速233キロメートルを破ることを目指す。

 映画監督で元プロライダーの近兼拓史氏を中心に立ち上げたプロジェクトで、約30社が参画する。メーンスポンサーを引き受けた日進工具の後藤弘治社長は「日本の製造業を盛り上げるためにプロジェクトを成功させる」と記録更新への意気込みをみせた。
日刊工業新聞2019年8月23日

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