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品川駅にAI案内ロボット10種類が勢ぞろいする2日間

品川駅にAI案内ロボット10種類が勢ぞろいする2日間

実証に使用されるロボット

 新幹線や主要路線が乗り入れ、外国人観光客も多く訪れる品川駅。ここに案内ロボット10種類がずらりと並ぶ2日間が始まる。

 東京都はロボットと人間の共存に関する実証実験を、JR東日本の品川駅中央改札内コンコースにて7月22日~23日の2日間行う。当日は人工知能(AI)案内ロボット10種類が利用客からのさまざまな質問に対応する。雑音などが想定される駅構内で、対話の精度や音声認識、発話機能などの評価をする。

 2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、日本人利用者のみならず訪日観光客向けに多言語対応が求められていることから、ロボットの活用が検討されている。

 この事業は「Tokyo Robot Collection(トウキョウ・ロボット・コレクション=通称・ロボコレ)」と名付けられており、ロボットと人間の共存と多様なサービスの提供を目的としている。第1弾ではロボット18件を選定し、3カ所で実証する。
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
いつも混雑している品川駅コンコースにロボットがずらっと並ぶ様子はちょっと異様かもしれません。この事業は「案内AIみんなで育てようプロジェクト」なので、ロボットを育てるつもりで話しかけてみては。

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