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英文の電子ブックでSDGsを親子で楽しく学ぼう

長岡技術科学大学の市坪誠教授が作成
英文の電子ブックでSDGsを親子で楽しく学ぼう

「SDGsファン・ラーニング・ブック」の冊子版と、作成した市坪教授

 長岡技術科学大学の市坪誠教授は、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に関する英文の電子ブック「SDGsファン・ラーニング・ブック」を作成した。SDGsに関することをイラスト付きで紹介し、親子で楽しく学べる。SDGsや社会貢献への理解を促す。

 この電子ブックは、丸善雄松堂(東京都港区)の「丸善eテキストサービス」を利用している図書館で閲覧できるほか、同社の個人向けサービス「丸善eブック・ライブラリー」でも配信予定。消費税抜きの価格は780円。

 電子ブックの作成には、市坪教授のほか同大生や都城工業高等専門学校の生徒らが参画した。「SDGsとは何か」や「目標達成がなぜ重要か」、「SDGsで定められた17の解決すべき課題」と「解決に資する技術」などがイラスト付きで紹介。日本人技術者が自らの専門分野をどうSDGs達成に生かせるか、英語で表現するための文例も収録した。冊子としても500部を用意した。

 市坪教授らは大学での技術者教育にSDGsを生かす研究を進めている。学ぶ分野が社会課題の解決にどうつながるかを学生に意識させ、技術力の向上を図る。英語で表現できるようにして、世界で活躍できる技術者の育成を目指している。
日刊工業新聞2019年5月17日
松木喬
松木喬 Matsuki Takashi 編集局第二産業部 編集委員
5月17日の日刊工業新聞「SDGs面」から。新潟支局の同僚記者が執筆しました。いろいろな団体がSDGsを学ぶ冊子を作っていますが、日本人が英文で作るのは珍しいのでは。長岡技術科学大学は、ゴール9の「世界ハブ大学」として国連に選ばれています。

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