川重が新設、自社製ヘリコプター訓練施設の中身

岐阜工場に1億5000万円で

コックピットの模擬システムや整備士向け実機ユニットを設置したトレーニングセンター

 川崎重工業は岐阜工場(岐阜県各務原市)に、自社製ヘリコプター「BK117」のトレーニング施設を開設した。操縦士の運航操作技術や整備士の整備技術の維持を目的とするほか、サポート体制の充実で拡販を狙う。投資額は1億5000万円。BK117は欧エアバスと共同開発した国産機。同機のトレーニング施設はエアバス保有のドイツ、米国に続き3カ所目となる。  施設の延べ床面積は500平方メートルで、操縦手順を訓練するコックピットの模擬システムや整備士向けに実機ユニットを設置。実際の飛行訓練も提供する。近年は操縦士の不足が課題となっており、施設開設で要員の養成に貢献する。英語訓練も導入する予定で、海外顧客にも対応する。  BK117は救急医療や消防・防災などで運用され、5月現在、世界で1500機以上の納入実績(エアバス分を含む)を持つ。下川広佳常務執行役員航空宇宙システムカンパニープレジデントは「日本やアジアの中心となる教育施設として活気づくことを期待する」と力を込めた。

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