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広がる「1日保険」、ゴールデンウィークにいかが?

カメラなど旅行に欠かせない携行品を補償する商品が登場
 旅行中など短期間の補償ニーズに対応した「1日保険」が広がっている。必要な期間だけ加入できるため、保険料の無駄がないのが特長だ。自動車保険が代表格だが、カメラなど旅行に欠かせない携行品を補償する商品も登場。今年のゴールデンウイークは10連休となるため、こうした保険の利用が伸びそうだ。

 損害保険ジャパン日本興亜は家電量販店のビックカメラと組んで4月に「モノ」の1日保険を投入した。保険加入中に破損や水濡れで故障した場合、保険で修理・交換する。ビックカメラの通販で購入したスマートフォンやカメラなど、ヘッドホン、ゲーム機などが対象で、保険料は1日100円前後と手軽だ。

 イベントやレジャーに関する保険も浸透している。登山やキャンプ、スポーツ中にけがをしたり、相手にけがをさせたりした場合に補償する。三井住友海上火災保険など大手が販売している。ミニ保険と呼ばれる少額短期保険では、結婚式の参列者のけがを補償する商品もある。

 1日単位の自動車保険は、実家や知人の車を運転する際に使われるケースが多い。

 夏休みや年末年始など長い休みに伸びる傾向があり、今年の10連休では「例年以上に多くの利用がありそうだ」(東京海上日動火災保険)と見込まれている。
日刊工業新聞2019年4月26日

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