「SDGs手帳」で未来への“問題集”を解こう

アソボットが製作

 「交通事故による死傷者を半減」「森林減少を阻止」。どれも持続可能な開発目標(SDGs)の具体的目標であるターゲットだ。だが、そうであることを知っている人はどれだけいるだろうか。  「17ゴールは知っていても、ターゲットまでたどり着かない」。社内コミュニケーション支援などを手がけるアソボット(東京都渋谷区)の伊藤剛社長は違和感を持っていた。「飢餓をゼロに」などゴールのアイコンを目にした人が多い。しかしSDGsの核心である169のターゲットまで読む人は多くない。  そこで製作したのが「SDGs手帳=写真」だ。ターゲットを読みやすく翻訳し、強調したい文章を色分けして掲載した。ページをめくるだけでも、視覚的にもターゲットが浮かび上がってくる。  SDGsの各資料も図表化し、直感的に理解できるようにした。社会課題に関連する映画の紹介もあり、読み応えがある。「企業人に届けたい。SDGsは未来への“問題集”であり、答えを考えたくなる工夫をした」とこだわりを明かす。  SDGsの学習に使いたい学校から注文が入るようになった。企業からも引き合いがあり、ターゲットをスラスラと言える企業人が増えそうだ。

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