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保湿成分を肌に浸透、消化技術を応用したシャワーヘッド

モリタ宮田工業が共同開発、泡で熱が逃げるのを抑える
保湿成分を肌に浸透、消化技術を応用したシャワーヘッド

シャワー器具「KINUAMI(絹浴み)」の使用イメージ

 モリタ宮田工業(東京都江東区、田中幸男社長、03・3599・3160)は、ニットーセラ(愛知県常滑市)と共同で、トリートメント剤を高密度の温かい泡の状態にして体に浴びるシャワー器具「KINUAMI(絹浴み)=写真」を開発した。泡で熱が逃げるのを抑えて肌を柔らかい状態に保ち、保湿成分を浸透させる。

 マクアケ(東京都渋谷区)のクラウドファンディングサイトを通じて7月24日まで購入希望者を募り、100人に達すれば発売する。消費税込みの価格は4万3000円。

 モリタ宮田工業の消火装置用の発泡技術を応用した。浴室の外に設置したコンプレッサーから送る圧縮空気と浴室の水栓から出る温水、保湿成分を含むトリートメント剤を同装置の中で混ぜて発泡させ、シャワーヘッドから出す。利用者が設置でき、工事は不要。

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