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元・西友副社長が代表、中部SDGs推進センターが活動開始

 中部SDGs推進センター(名古屋市東区、戸成司朗代表理事、052・932・7111)が一般社団法人の活動を始めた。持続可能な開発目標(SDGs)の啓発や調査、人材育成、企業や行政、団体へのコンサルティングなどを手がける。SDGs専門の一般社団法人は中部地域で初めて。

 企業人のスキルを非営利活動に生かす特定非営利活動法人(NPO法人)「中部プロボノセンター」(名古屋市東区)や戸成代表理事らが設立した。

 戸成代表理事は西友の元執行役副社長で日本チェーンストア協会の初代の社会貢献委員長。現在、住友理工のCSR(企業の社会的責任)アドバイザーも務める。事業機会の創出も含め、企業の実践で培ったSDGs対応のノウハウを伝授する。

 SDGsは2030年の実現目標で、貧困をなくそう、働きがいと経済成長、具体的な気候変動対策など17項目からなる。15年9月に国連で全会一致で採択された。

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日刊工業新聞2019年2月25日掲載
梶原洵子
梶原洵子 Kajiwara Junko 編集局第二産業部 記者
より多くの地域で、SDGsを推進する活動・団体が増えていくといいですね。   

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