災害発生時の放送に応じて内容が自動で切り替わるデジタルサイネージ

デジタルサイネージの表示内容(イメージ)

 大日本印刷はTOAと共同で、地震などの災害発生時の放送に応じて表示内容が自動で切り替わるデジタルサイネージ(電子看板)を開発した。スピーカーから放送される音声に埋め込んだ信号を認識し、表示内容を即座に変更できる。同様の装置は珍しいという。自治体や不特定多数が利用する公共交通機関、大型商業施設など防災対策が必要な施設での活用が期待できる。  開発した装置は、遠隔に設置したカメラの情報などを基に、システムの管理者がパソコンやタブレット端末「iPad」を使って避難放送を流すと、装置に内蔵したマイクで信号を認識。瞬時に表示内容を非難情報へ切り替える。例えば地下に設置した同装置が津波に関する放送を受けた場合、「地震発生 津波がきます すぐに地上へ」といった文字や画像を自動で表示する。一般的なデジタルサイネージは表示内容を時間設定や手動で切り替えており、緊急時に表示内容をすぐに変更するのは難しかった。  同装置を使った実証実験を17日にデュオこうべ(神戸市中央区)、21日に町田駅(東京都町田市)周辺で実施し、システムや配信するコンテンツなどの改善につなげる。

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