世界も注目する工場の祭典、新潟・燕三条のモノづくりを体感せよ!

7日まで開催中

近藤製作所の工場では職人と直接触れあって、鍬やスコップなどのモノ づくりを学べる

 新潟県を代表するモノづくりエリア、燕三条地域の町工場や産業、技術力とふれ合えるイベント「燕三条 工場(こうば)の祭典」が三条市や燕市の全域などで7日まで開催されている。6回目となる今回は、過去最高の109拠点が出展。工場見学やワークショップなどを通じて、モノづくりの奥深さを体感できる。  マルト長谷川工作所(三条市)は、主力製品であるDIY用ニッパーや爪切りの生産工程を公開。6日には親子でニッパーなどを使ってミニ四駆を作り、全長180メートルのコースで走らせるイベントも開催予定だ。同社に隣接する近藤製作所(同)は農機具の一つであるくわの製造工程を職人と交流しながら紹介する。  祭典では、地場の町工場が一般開放されているのはもちろん、農産物を生み出す「耕場」と地場産品を買える「購場」も来る人をもてなす。27代続く農家のひうら農場(燕市)ではキュウリの収穫体験を実施。燕三条地場産業振興センター(三条市)は洋食器や刃物などを展示即売する。  このイベントは、海外からの注目も高い。英国ロンドンの日本文化発信拠点「ジャパン・ハウス・ロンドン」で、28日まで燕三条の製品が展示されている。同拠点のサイモン・ライト企画局長が前回の祭典を訪れ、「ぜひロンドンでも開いてほしい」と要望したのがきっかけだ。また、スイスで11月2-4日に開かれるデザインイベント「デザイナーズ・サタデー」への出展も決まった。  前回は5万3000人が来場した。実行委員長を務める玉川堂の山田立番頭は「来場者一人一人の五感に訴えかけて燕三条のモノづくりの魅力を伝えたいた」と力説する。詳しくはホームページ(https://kouba‐fes.jp/)へ。

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