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ディーゼル車両がミャンマーでもう一頑張り。JR東日本が無償譲渡

技術者も短期派遣へ
ミャンマーでもう一頑張り―。JR東日本はミャンマー鉄道公社にディーゼル車両を19両譲渡する。譲渡するのは東北地区の陸羽東線や石巻線、新潟地区の磐越西線や只見線で使用したキハ40形の13両と、キハ48形の6両。車両は福島県の車両基地でミャンマー政府に無償で譲渡する。車両の引き渡しは、7月下旬から始める。

 JR東日本では、車両の譲渡に伴い、ディーゼル車のメンテナンスを担当していた技術者をミャンマーに短期派遣する。派遣は1回5人程度で、計3回実施し、延べ15人の技術者が車両の整備や機能確認業務、オーバーホールなどの技術支援を行う。
日刊工業新聞2015年07月24日 建設・エネルギー・生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
日本の地下鉄車両なども世界で再利用されている。こういう貢献がいずれインフラ輸出につながれば。

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