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宮崎が地盤の新規航空会社「ソラシド 」初の国際線チャーター便

10月に宮崎―台湾(高雄)を2往復
宮崎が地盤の新規航空会社「ソラシド 」初の国際線チャーター便

初の国際線チャーター便を運航するソラシド エア=14年3月

 スカイネットアジア航空(ソラシド エア、SNJ)と宮崎交通は7月17日、国際チャーター便を運航すると発表した。10月に宮崎-高雄線を2往復運航する。SNJが国際チャーター便を運航するのは初めて。

 ボーイング737-800型機(174席)で運航する。販売座席数は1便あたり150席。4便合計で600席を用意する。10月17日と20日に、それぞれ1往復を運航する。スケジュールは運航日により異なる。10月17日の場合、宮崎を午前8時50分に出発し、高雄に午前10時20分に到着する。折り返し便は高雄を午前11時30分に出発、宮崎着は午後2時40分。便名は未定。

 3泊4日のツアーに組み込んで提供する。ツアーは宮崎交通が7月21日から販売を開始する。宮崎からの利用客は、高雄に76時間15分滞在する。高雄からの利用客の宮崎滞在時間は69時間15分。

 SNJでは、収益性や機材繰りなど、今回の高雄便の結果を踏まえて、国際チャーター便を継続するかを判断するとしている。同社の髙橋洋社長は2014年10月と今年3月、国際チャーター便について言及。「2015年度中にチャーター便を飛ばしたい。国内線が充実してきたので九州にこだわらず、九州・沖縄とアジアをつなぐ可能性が将来出てくる」とし、近距離アジアへのチャーター便から始める意向を示していた。

 同路線のチャーター便は、直近では2010年7月、台湾のマンダリン航空(華信航空)が運航している。
運航スケジュール
10月17日
宮崎(08:50)→高雄(10:20)
高雄(11:30)→宮崎(14:40)
10月20日
宮崎(11:55)→高雄(13:25)
高雄(14:35)→宮崎(17:45)
*いずれも便名は未定
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
宮崎を地盤とする新規航空会社のソラシド エアが初の国際線チャーター便。10月に宮崎-高雄線を2往復で運航します。

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