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建設会社が渋谷に「カラクリ装置」、なんで?

 東京・渋谷に建設工事のからくり装置―。

 東急建設が施工している(仮称)渋谷区役所建替プロジェクトの仮囲いに「カラクリ装置=写真」が登場した。20―30代の若手社員による特命プロジェクトが企画したもので、装置を通じて建設業の仕事やモノづくりの魅力を伝えるのが狙い。

 装置の部材には単管など建設資材を利用した。単管でできたクレーンやボーリング、ビル群、上部の時計が作動する。機械仕掛けの舞台装置などを手がけるTASKO(東京都目黒区)が製作した。

 18日以降をめどに東急建設のウェブサイトにカラクリ装置の特設サイトを開設し、装置の動画やメイキングストーリーなどを公開する。建設業界の課題である将来の担い手不足を踏まえ、中高生や大学生向けにもアピールする。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
夜間はライトアップされるそうです。

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