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沖縄県内の企業売上高、小売りが初の首位に

17年、サンエーが沖縄電力を抜く
沖縄県内の企業売上高、小売りが初の首位に

サンエー公式サイトより

 東京商工リサーチ沖縄支店がまとめた沖縄県内企業の2017年1―12月期売上高ランキングによると、小売業のサンエーが1737億円で初の首位になった。前年は2位だった。前年1位の沖縄電力は1723億円で2位。3位は変わらず病院運営の沖縄徳洲会(沖縄県八重瀬町)で1167億円。

 調査した沖縄支店は観光需要を背景にした「消費の好調さの表れ」とみている。金融業を除いた単体ベースでの集計。上位100社の売上高合計は2兆1295億円(前年比1・7%増)で1988年の調査開始以来最高。売上高100億円以上の企業も67社で過去最多だった。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
サンエーはマツキヨやエディオンなど大手小売りとフランチャイズ契約や業務提携を結んでいる沖縄の流通コングロマリットです。沖縄にはセブンも出店予定ですが、逆に刺激になって売上げが伸びるのではないでしょうか。17年の入域客数がハワイを超え国際的観光地としての存在感も高まっていることも追い風でしょう。

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