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カップ焼きそば「U.F.O」をエコに食べる新商品

キャベツ除去専用器具を販売へ
カップ焼きそば「U.F.O」をエコに食べる新商品

キャベバンバンCBB―001

 日清食品(東京都新宿区、安藤徳隆社長)は、カップめん「日清焼きそばU.F.O.」の調理時にフタの裏に付着するキャベツを除去できる専用器具の予約販売の受け付けを始めた。クラウドファンディングで購入者を募り、31日までに予約が1000個に達した場合、4980円(消費税込み)で販売する。

 この専用器具「キャベバンバンCBB―001=写真」は、フタの裏に付着したまま捨てられているという年間4・17トンものキャベツを減らすために開発したもの。ゴムの弾性を利用した機構で、フタに同心円状に複数の振動を起こし、キャベツをふるい落とす仕組みだ。焼きそばの湯切り、ふた裏のキャベツ除去、食後のゴミ捨てまで、一連の動きを自然にできるデザインを採用した。

 同社は2017年にカップめんを食べる時のすすり音を打ち消すフォークを発表したが、目標の予約数に届かなかった。キャベバンバンはこのプロジェクトの第2弾となる。
日刊工業新聞2018年5月28日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
フタ裏に付着したまま廃棄されるキャベツが年間4トンにも上るとは驚きでした。それだけ人気の商品ということでしょう。第1弾は目標の予約数に届かなかったようですが、果たして今回は。

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