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忘年会帰りに痴漢に間違われないためには?

とにかく手をあげろ!
 ジャパン少額短期保険株式会社は、20歳-59歳の男女1000名を対象にインターネットによる「通勤トラブルに関する意識調査」を実施した。通勤トラブルと聞けば、痴漢を思いつく人も多いだろうが、果たして、女性がどんな時に男性に対して「この人痴漢かも?」と疑うのか。

 1位は「空きスペースがあるのにわざと狭いスペースに寄っている」で62・2%。2位は「手のひらが触れる」で47・0%。3位は「手が下の方にある」で33・0%。確かにどれも怪しい。

 「女性が考えすぎでは」と思う回答があるのか続きを見ても、「身体が当たる」31・8%、「手の甲が触れる」21・6%と痴漢ではないと言い逃れできそうもない回答が支持を集めている。おっしゃるとおりです。「特に痴漢だと感じることはない」14・4%という冤罪に怯える男性には嬉しい回答もあるが。

 一方、男性が痴漢に間違われないようにどんな行動をとっているかの1位は「女性に触れないようにする」で47・8%。2位は「乗車時は手をあげる」で41・5%。3位は「満員電車を避ける」で22・4%という結果に。いずれも女性の「この人痴漢かも?」のまなざしをうまくかわす対処法といえよう。ただ、4位は「特にない」が24・1%。「無防備すぎませんか」と少し他人事ながら心配になる回答も。
 
 とにもかくにも、これからは忘年会シーズン本番。「特にない」などノーガード戦法を貫かず、例え、酔って千鳥足でも電車内では女性には近づかずに両手をあげて、帰りましょう。鞄は忘れないように。
 
ニュースイッチオリジナル
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
男性がなぜ痴漢をするかについては『男が痴漢になる理由』(イーストプレス)に詳しいので是非読んでみてください。

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