ロボットが弁当を盛り付け?

「はかりのイシダ」が食品自動化ラインの開発を推進

弁当を運搬容器に移す装置

 【京都】イシダ(京都市左京区、石田隆英社長、075・771・4141)は、食品製造分野向けを中心に、顧客とともに装置やロボットを活用した製造ラインの自動化開発を進める。4月に開設した「自動化推進室」(滋賀県栗東市)を開発拠点として、顧客の自動化ニーズに個別対応する。自動化推進事業で2019年度に年間売上高30億円を目指す。  イシダは自動化推進室用に、滋賀事業所(滋賀県栗東市)隣接地に、延べ床面積約1000平方メートルの建物を賃借している。ここに同社の組み合わせ計量器などの装置やロボットメーカーの装置を設置した。  自動化推進室は技術、営業、サービスを含めた約20人のメンバーで構成。開発からメンテナンス、サポートまで一貫して対応する。  すでに実績として、コンビニエンスストア向けの弁当工場からの要望で、弁当を運搬用の箱に移す作業を自動化した「移載装置」を開発した。箱の供給や積み上げもできる。イシダの、物を運ぶ過程で重さを量れる計量システム付きの装置にすると、質量検品が可能になる。  今後は人が行っている弁当容器へのおかずの盛り付けで、ロボットなどを活用した自動化にも取り組む。  人手不足が深刻化する中、食品製造工程の自動化では異業種からの大手企業参入も想定される。このため同社ではコスト、採算性に加えて、スピードも重視し、顧客の課題解決を優先させる考えだ。

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