日本製の“枕の王様”は、中国市場で受け入れられるか

まくら、海外開拓の足がかりに

 まくら(千葉県柏市、河元智行社長)は、中国で日本製枕のインターネット販売を始めた。高級枕の需要が高まるアジア市場での認知度向上、ブランド構築が狙い。現在の海外売上比率は5%程度だが、5年後に50%に引き上げる方針で、海外市場開拓の足がかりとする。  中国のアリババグループが運営するECモール「天猫国際」に出店し、同社の人気ブランド「王様」シリーズを販売する。8000円程度の高級枕が中心。  中国ではポリエステル綿の枕が大半のため、低反発枕や抱き枕など多様な素材、形状の枕を扱い、需要を喚起する。今後、「京東」など他のECモールにも順次出店する。  まくらは、枕のオンライン販売が主力。これまでも越境ECサイトなどを通じて、中国や台湾で購入されていた。だが、個人による転売や偽物の流通も多く、中国国内のサイトで直接購入できるようにすることでブランドを守る狙いもある。  同社の2017年2月期の売上高は約7億円。睡眠への関心の高まりに加え、睡眠状態の解析など独自のサービスで販売を伸ばしてきたが、国内は人口減少で大幅な需要増は見込めない。国内販売を維持しつつ、アジアでの販売基盤を確立する。

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