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浜松町は日本の玄関口になれるか?

世界貿易センタービルディング建て替え、プロジェクト始動
浜松町は日本の玄関口になれるか?

A街区の完成予想図(浜松町)

 世界貿易センタービルディング(東京都港区、宮﨑親男社長、03・3435・3711)など4社は7日、世界貿易センタービルディング(東京都港区)の建て替えなどを行う「浜松町二丁目4地区A街区」(A街区)プロジェクトが始動したと発表した。同日に同ビルディング南館(業務棟)を着工した。A街区全体で2027年末の完成を目指す。

 A街区プロジェクトは、世界貿易センタービルディングのほか、鹿島、東京モノレール、JR東日本が参画する。JRとモノレールが乗り入れ、バスターミナルがある浜松町駅周辺の交通結節機能を強化。国際会議場の整備や外国人滞在者の支援機能などを備えた国際ビジネスセンターをつくる。

 A街区全体は敷地面積2万1007平方メートル、延べ床面積28万7985平方メートル。同ビルディング本館と南館を建設する。高さは約200メートル。南館は鹿島が施工、21年1月に完成する予定。本館は南館完成後で、現在のビルを解体後に着工する。

東京モノレール浜松町駅に改札が2つある理由


 首都圏の空の玄関口「羽田空港」と都心を結ぶ東京モノレール「浜松町駅」。JR 山手線や京浜東北線と接続し、1日の乗降者数は10万人を超えるそうです。そんな浜松町駅には、JRからモノレールに乗り継ぐ際に2つの自動改札機があるのをご存知でしょうか?

<2つある理由は歴史にあり!>
日刊工業新聞2017年9月8日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
外国人でごった返す品川、新橋に挟まれ寂しい雰囲気がありました。東京モノレールの強みを生かし、再開発で日本の玄関口になるのでしょうか。ちなみに貿易センタービルのなんとなくレトロな感じ、わりと好きだったのでちょっと残念でもあります。

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