前を走る自転車の手の合図、AIで認識

自動運転車向けにグーグルが特許取得

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自転車の出す合図(左下)を自動運転車が認識しているところ(グーグルの動画から)
 クルマを運転していると、前を走る自転車の動きが非常に気になるもの。自動運転車でも事情は同じ。そこで自転車の乗り手が左右に曲がったりする時に出す手信号を自動運転車で検出・認識する手法について、米グーグルが特許を取得した。米国特許商標庁(USPTO)が4月21日付で承認した特許によれば、自動運転車に搭載されたカメラ、LIDAR(ライダー=レーダー検知・測距装置)、それにレーダーを利用。走行中の自動運転車周囲の膨大なデータを収集し、人工知能(AI)の一種である機械学習によりリアルタイム処理を行う。

 路上に自転車に乗っている人がいるかどうか、いる場合は乗り手の体の各部位を特定し、頭と腕との距離から、乗り手の手の合図を判断する。例えば腕が水平に伸ばされるとその方向に曲がる信号を出していると認識し、安全が保てるよう車のスピードと方向を調整するのだという。グーグルはこのほかにも、2輪車のうち、自転車、スクーター、原動機付自転車、オートバイをそれぞれ見分ける手法にも取り組んでいる。

ニュースイッチオリジナル

COMMENT

藤元正
モノづくり日本会議実行委員会

周囲を認識する自動運転車に、人の動作認識、音声認識、顔認識の機能まで加わったら、ちょっと怖いけれど、とんでもなく便利な移動手段になることは間違いない。まさに「走る人工知能」か。

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