飛行中のドローン撃ち落とす小型レーザー兵器、ボーイングが開発
音も光もなく、知らない間に機体に着火
飛行中のドローンに数百m離れた場所からレーザーを照射すると、機体に火がついてあっという間に撃墜。まるでSF映画のような光景だが、米ボーイングは、開発中の小型レーザー兵器「コンパクトレーザー・ウェポン・システム」を使い、ロープにつながずに飛行しているドローンを攻撃して墜落させる実証実験の映像を公開した。
使用しているのは出力2kwのファイバーレーザー発振器。対象物をマニュアル操作あるいはレーダーで自動追尾し、狙った部位めがけて正確に赤外線レーザーを集中照射する。動画では、45秒ぐらいからひもで繋がれて空中を移動する無人機の映像が出てくるが、レーザーが当たった尾翼近くの胴体部分が高温になって火を吹き、飛行不能状態になる。しかも、赤外線のレーザーは音もなく肉眼ではまったく見えないので、どこから攻撃されたのかもわからないという。
水冷装置、バッテリー、ファイバーレーザー発振器、それにレーザーの飛ぶ方向を首ふり動作で制御するビームディレクターの4つのユニットで構成され、ビームディレクターは初期の試作機より40%小型化された。それぞれスーツケース大の箱に入れて持ち運びでき、現地に到着後、わずか数分で組み立てられるとしている。
操作にはゲーム機であるXBOX360のコントローラーと、専用ソフトをインストールしたノートパソコンを利用。1、2年後には商品化する予定だ。
使用しているのは出力2kwのファイバーレーザー発振器。対象物をマニュアル操作あるいはレーダーで自動追尾し、狙った部位めがけて正確に赤外線レーザーを集中照射する。動画では、45秒ぐらいからひもで繋がれて空中を移動する無人機の映像が出てくるが、レーザーが当たった尾翼近くの胴体部分が高温になって火を吹き、飛行不能状態になる。しかも、赤外線のレーザーは音もなく肉眼ではまったく見えないので、どこから攻撃されたのかもわからないという。
水冷装置、バッテリー、ファイバーレーザー発振器、それにレーザーの飛ぶ方向を首ふり動作で制御するビームディレクターの4つのユニットで構成され、ビームディレクターは初期の試作機より40%小型化された。それぞれスーツケース大の箱に入れて持ち運びでき、現地に到着後、わずか数分で組み立てられるとしている。
操作にはゲーム機であるXBOX360のコントローラーと、専用ソフトをインストールしたノートパソコンを利用。1、2年後には商品化する予定だ。
ニュースイッチオリジナル